◆美ら島八重山♪またまた沖縄へ。 今回は離島めぐりです。 日本の亜熱帯、奥深い八重山の自然を 垣間見てきました。 羽田の赤い尻尾達♪ 赤い尻尾の飛行機達が、 羽田でユックリ待機中。 こちらはこれから出発です。 はるか南に出発です。 空が曇って心配ですが、 雲の上はいつも晴。 到着地は先月行った、 那覇空港のそのまた先。 なんとなく五七五調、 後半無理無理五七五調♪ 、赤い尻尾がかわいいです。 でも実はこの中にひとつだけ 緑の尻尾がいたんですよ。 写真にもすこしだけ写っています。 わかるかな~ 雲の上♪ 行き先はまたまた沖縄。 一旦那覇空港に降りて、 それから石垣空港へ向かいます。 この写真は、那覇に向かっているところです。 いつも場所は写真は主翼の後ろ、格安パックツア-の宿命です。 エンジン音がかなりうるさい席ですがしかたがありません。 どこかの大臣さんのチャ-タ-機じゃないですし、 ファ-ストでもビジネスでもJクラスでもないですから。 それでも、ゆれがほとんどなくて、快適でした。 JTAに乗る♪ これは那覇空港から石垣空港へ向かう雲の上です。 相変わらず主翼の後ろですよね。笑っちゃいます。 この区間はJTA(日本トランスオ-シャン航空)で、 機内サ-ビスはほとんどなく、 なんだかバスの代わりのようでした。 むかうは沖縄離島。 憧れの八重山諸島です。 那覇から石垣島までの飛行距離は、 羽田から秋田あたりまではあります。 もう沖縄本島よりも台湾に近い位置です。 緯度はなんとホノルルと同じなんだとか。 暖かいはずです。 でも下は厚い雲に覆われていました。 石垣鍾乳洞♪ 八重山諸島の中心、石垣島へやってきました。 石垣が多いのでそう言うとばかり思っていましたが、 本当は当て字のようですね。 琉球石灰岩の破片をのせただけで結構上部だそうですが、 その中にハブが住み着くのが危険で、 最近はあまりやらないそうです。 八重山諸島のグ-グル地図です。 台湾がすぐちかくにあることが一目瞭然ですね。 石垣島から琉球列島に沿って延長すると、 台湾の右側面にあるカレンという場所にぶつかります。 ここは石灰岩地形の渓谷美で大変有名なところです。 石垣島近辺を拡大すると、すぐ西に西表島があります。 ここが沖縄本島に次ぐ大きい島。 石垣島は3番目の大きさです。 さて、B737が石垣島に着陸したら、案の定曇り。 もう外は薄暗くなっています。 でもこれから行くのはもともと暗い鍾乳洞。 問題ありません。 この鍾乳洞は、全国で7番目に大きな鍾乳洞だとか ガイドの方がおっしゃっていました。 平成になってから発見された、新しい鍾乳洞です。 ここも沖縄ワ-ルドの鍾乳洞と同じく、 琉球石灰岩が雨でとかされて出来たものです。 まさにこの沖縄ワ-ルドの玉泉洞と、石垣鍾乳洞と 台湾のカレンはつながっているように見えます。 そう、プレ-トテクトニクスではつながっているんですね。 さて、鍾乳洞の中は涼しいのかと思いきや、 さすが亜熱帯、大変蒸し暑く、汗が出てきました。 上の写真にあるように、 途中、おそらく地震による崩落で 落ちそうになっている岩塊がありました。 「落ちてたまるか」と書かれてあります^^。 他にも、結晶がキラキラしている珍しい鍾乳石や、 例の石灰棚や石筍とツララが沢山ある場所など、 なかなか楽しめる鍾乳洞でした。 すぐ近くに石筍やツララがあって、触れます。 中では例の1000¥写真が待っていました。 買わないようにおもっていましたが、 さすが暗い鍾乳洞の中では、素人には写せない 見事なできばえの写真。 思わず連れの反対を押し切って買ってしまいました。 鍾乳洞を出て夕食のあと、ホテル日航八重山に向かいます。 明日はわくわく西表島(いりおもてじま)です^^。 高速船で西表島へ♪ 朝、石垣港から高速船で、石垣島の西にある 西表島(いりおもてじま)まで渡ります。 速いです。エンジン音がむちゃくちゃ五月蝿いです。 40分はあっという間でした。 < 帰りの船が遠くに見えます。 後ろに噴出している水しぶきが凄いですよね。 この船も同じです。 地元の人たちはバス代わりに使うそうです。 仲間川ジャングルクル-ズ♪ 西表島の大原港に着くと、今度は仲間川を遡上します。 別の船に乗り換えです。 港から乗り換えて、隣の河口から上流に登ります。 ちょうどこれから干潮になります。 マングロ-ブの根っこの枝分かれが潮が引いてはっきり見えます。 満潮なら、全然見えなくなってしまいます。 女優の仲間由紀江さん、確か沖縄出身のはず。 ひょっとして、この川の名前とつながりあるのかな~(^^)。 年配の方もカヌ-を楽しんでおられます。 のんびり西表時間ですね。どうしてそれほど大きくない島でこんな川があるのか不思議ですが、西表島はかなり降水量の多い島だそうです。 すこし高い山があるので、雲が出来やすいのでしょう。 そういえば台湾の北部のキュ-フンも雨の多い土地ですが、 同じように高い山があって雲が出るようです。 雨に降られたのを思い出します。 マングロ-ブ林が続きます。 干潮で根っこがはっきり見えます。 ちょっと泥色なのが問題ですね。 綺麗な水鳥があちらこちらにいます。 船頭さんが、このあたりに珍しい青い鳥がいるんだが~ といっていたら、私が見つけました。 本当に綺麗な青い鳥♪ いいことあるかも~(^^)。 ここに来ていること自体がいいことですね。 板根の木サキシマスオウ♪ 仲間川を6kmほど上ると、 大きな板根の木があり、それを眺めて折り返すんだそうです。 その木の名前は「サキシマスオウ」。 漢字では先島蘇芳と書くそうです。 この黄色い花の名前を聞いたら、 ナンテンカヅラというんだそうです。 熱帯植物でしょうか。 これがその木=サキシマスオウです。 推定樹齢約400年だそうです。 根がリブ構造になって支えているんですね。 力学的に最適化されています。 板の根の上の位置は人間の背より高いです。 思ったよりも大きな木です。 江戸時代から生きているとは驚きです。 あの八重山地震では 大津波をかぶったのでは?と思うのですが、 良く生き延びてきました。 屋久島の縄文杉に対抗できるかも(^^)。 フクギの枝分かれした根も、この板根も 潮の満ち引きのある弱い地盤で、 大きな幹を支えるために進化した姿です。 イリオモテヤマネコ登場♪ おっと、これは家猫ですね。 お昼寝タイムのようです。 これはシ-サ-ですね。 でもなんとなく山猫っぽくないですか? で、これがイリオモテヤマネコです。 でも本物ではなくて、ポスタ-。 交通事故が多いので、注意を喚起しています。 バスのドライバ-さんは一人で運転とガイド両方を 見事にこなすス-パ-ドライバ-。 ここはシャッタ-チャンスですよと徐行してくれました。 水牛車で由布島へ渡る♪ 西表島のすぐ近くに、 小さな砂州で出来たような由布島があります。 西表島との間は約400m。 この間を、水牛車で渡るのです。 こんな感じです。 なかなか風流ですよね。 中には植物園があり、 ブ-ゲンビレアが咲き乱れていました。 帰りも水牛車。見えている山は西表島の山です。 なんだか歩いてもいけるような距離ですが、 ここはせっかくの八重山タイム。 のんびり水牛車も、なかなか良いです^^。 水牛も時々止まってはトイレです^^;;;。 スペシャルソフト♪ どこへ行っても、必ず見つけるのが、 このスペシャルソフトクリ-ム♪ これは、たしか、グアバ+シ-クア-サ-。 おいしかったですよ~。 冠鷲(かんむりわし)発見♪ この電信柱の上にいるのが、冠鷲です。 絶滅危惧種です。 バスのス-バ-ドライバ-さんが目ざとく発見、 報告してくれました。 おまけに徐行していただき、 ちょうどうまく撮影できました。 でも、イリオモテヤマネコよりも もっと凄い未確認動物が西表にはいるとい終われています。 それがヤマピカリャ-です。 以下引用 ------------- 天然記念物のイリオモテヤマネコが 棲息することで有名な西表島には、 ヤマピカリャーと呼ばれる イリオモテヤマネコとは別種の大型のネコが 棲息しているといわれています。 ヤマピカリャーとは現地の言葉で 「山の中で目が光るもの」という意味だそうです。 ヤマピカリャーは体長が1.5mもあり、 身体にはヒョウのような斑紋も見られるということです。 --------------- 引用終わり。 山猫の倍くらいの大きさというので、 サイズからすると、西表島には住み続けるには 大きすぎるサイズといえるようですが、 大学の先生も実際に目撃しているという情報もあり、 台湾では絶滅したらしいウンピョウに似ていて、 なかなか興味津々です。 何がいるかわかりませんね。 でも私達にとって一番危険なのは、 やはりサキシマハブでしょうね。 夜行性といいますが、 実際には昼間に畑や庭、屋敷内で 指をかまれる場合が多いのだそうです。 ただし毒性はハブよりも弱く、 ここ10年は死亡例はないそうです。 知らない土地には知らない動物がいますので、 要注意ですよね。珍しい岩石があると、 つい茂みに足を踏み入れないことです。 自分に言い聞かせています。 石垣市場 ♪ 西表島から石垣港に戻り、その後夕食まで自由なので、 1時間程度、街中散歩がてら、市場、公園などを見ながら、 ホテルへ戻りました。 市場の入り口です。 市場というよりモ-ルのようですね。 実際にはお土産屋さんが多くて、 その中に、一部市場がありました。 パパイヤですが、緑色です。 聞くと漬物用のパパイヤだとか。 後でいただいたのですが、 味は淡白だったような・・・。 これは果物のパパイヤです。 沖縄カラ-ですね♪ 市場、公園を出て、ホテルに戻る途中の家々です。 家の庭で緋寒桜がまだ咲いています。 こちらの家ではブ-ゲンビリアが大きく育っています。 まるで広州や香港のようです。さすが南国ですね! 尾崎豊の「僕が僕であるために」 です。 西表島で起きた朝日新聞捏造事件♪ 実は、西表島で有名な話に、 朝日新聞によるでっち上げ事件があります。 あまりにひどい話で有名です。 ウィキを引用させていただきました。 朝日新聞珊瑚記事捏造事件 です。 一流メディアといっても、こういう事を平然と実行し、 しかも、1回目の謝罪は嘘の弁明をしているんですからひどい。 琉球舞踊と石垣牛デイナ-♪ 沖縄はアグ-といわれる豚肉が有名ですが、 石垣島では、石垣牛がブランドです。 ブランドが放牧されています(^^)。 2日目の夕食は、沖縄料理と、石垣牛の2通り選択でしたので、 1日目が沖縄料理だったから、2日目は石垣牛にしました。 カルパッチョ、焼肉など大変おいしかったです。 琉球舞踊は宮殿の踊り民間の踊りの2種類を見ました。 三線などの伴奏にあわせて、ゆったりと舞う姿。 琉球タイムですね~疲れが癒されます。 ジョン・デンバ-の名曲 です。 沖縄フルカラ-♪ それにしてもこの海の色、沖縄独特ですよね。 西表島から石垣島へ帰る時の海です。 この真っ赤なハイビスカスも沖縄カラ-です。 この両者、補色関係ですね。 ハイビスカスではなくてデイゴが沖縄の木です。 デイゴの花って歌にもなっていますが、 その花の色も真っ赤です。 これにこのパパイヤやマンゴ-の黄色、 ミンサ-織の黄色い着物をあわせると、 赤青黄色で原色沖縄フルカラ-ですね。 こちらも普段より派手な色彩でないと目立ちません。 ヤッパリ南国、異国情緒たっぷりです。 竹富島観光~サ-ユイユイ ♪ 翌日2/22は朝から竹島に渡り、竹島観光です。 この島は、水牛車で古い沖縄民家保存地区を 練り歩く観光が有名。 ちょうど青空も見えてきて、暑くなってきました。 八重山民謡のアサドヤ・ユンタです。 竹富島が発祥とされる、 村の娘と外からやってきたお役人との 深いお話だそうです。 聞いたことがありませんか? 色々な歌い方ができて、 なかなかの名曲です。 高知県で聴いた、はりまや橋の坊さんのお話を つい連想してしまいました。 竹富島の珊瑚化石と星の砂♪ 竹富島の石垣で見つけた珊瑚化石(多分)です。 名前などサッパリわかりません。 こちらは有名な「星砂浜」です。 星の砂は有孔虫という硬いからを持つ単細胞生物の遺骸です。 中には化石もあるそうですが、普通は抜け殻です。 手の平を砂浜に押し付けて、 くっついた砂を見て星の砂だけを 採集してくださいという話だったらしいのですが、 良く聞いていませんでした。 ビニル袋持参の私は、後で選別すればいいやと まとめてビニル袋に入れていました。 すると、環境監視員のような方がやってきて、 砂を戻してくれというのです。 仕方がないから戻しましたが、 実際、ほとんど星の砂は見当たりませんでした。 相棒は昔ここに来たときには、 ほとんどみんな星の砂だったというのですが・・・。 自然破壊の一種ですね、 ヤッパリ砂をもっていっちゃいけないんですね~(^^;;;。 星砂のウィキです。 ミステリアスなゴンドイ・ビ-チ♪ 限りなく遠浅で、 限りなく美しい竹富のゴンドイ・ビ-チ 魚はほとんどいないよう まるで時間が止まっているような静寂の世界 普通の海色ではなくて、 まるでセレスタインとアクアマリンを混ぜたような、 ミステリアスブル-の世界 川平湾でグラスボ-ト体験♪ 石垣島の裏側にある、川平湾(かびらわん)には、 すばらしい珊瑚が生きています。 竹富島から戻り、バスで出かけました。 この木がデイゴです。 これでマメ科というんですからなんか不思議です。 真っ赤な花は沖縄の象徴です。 この裏側に川平湾が広がっています。 ここです。浮かんでいるのがグラスボ-ト。 巧みな操船技術で、綺麗な珊瑚を私達に見せてくれました。 グラスボ-トからのぞいた珊瑚です。 こんなに綺麗な珊瑚が生きています。 絶対に無事未来にわたさねば~ですね。 何という美結晶鉱物?♪ さて、 これは、 一体何物でしょう? 実は 塩 なんです。 NaCl です。 等軸晶系です。 こんなに、 複雑な, 形にもなるんですね。 製塩業者の所で みかけました。 これも リッパな 鉱物 です^^。 多分、 普通の 鉱物マニア ならば なおさら 違う名前が 浮かんだりして、 当たらないのでは ないかと 思ったりも しました。 。。。。。。 初めてやってみましたが、 こういう書き方って、 結構難しいですね(^^;;;。 歴史は語る~唐人墓 一部観光歴史資料を引用、作文しました。 石垣島の南西に位置する観音崎に立つ、 極彩色の中国風屋根飾りが目を引く墓です。 ここにも歴史が眠っています。 ・ ・・ ・・・ ・・・・ ・・・・・ 西欧諸国が、産業革命時代(清朝の時代)に、 中国からいわゆる労働者として、 多くの苦力[くーりー]を自国に送っていました。 まるで奴隷貿易そのものです。 福建省出身の苦力たちは船旅の途中、 感染症にかかったからと、 生きたまま船から海に突き落とされたなどという、 ひどい虐待を英国人船員たちから受けたので、 船内で暴動を起こしたため、 石垣島に強制下船させられました。 彼らはその後派遣された英国軍により、 殺害されたり捕虜となりました。 口封じのためでしょうか。 石垣の人々は熱心に彼らを助けようとしましたが、 疫病の流行もあり彼らの多くは、 ここ八重山で命を落としてしまいました。 異国で果てた彼らを慰めようと作ったのが、 この唐人墓の始まりです。 現在の唐人墓は1971年(昭和46)、 周辺にいくつもあった唐人墓の遺骨を まとめて作られたものです。 隣人である中国人を 助けたという誇れる歴史です。 ・・・・・ ・・・・ ・・・ ・・ ・ 英国人は歴史上何度もひどいことをしてきました。 アヘン戦争もそうです。 イスラエル・パレステイナもそうです。 要注意な民族ですので覚えておきましょう。 ミッシェル・ルグランの風のささやきです。 そう、私の大好きな詩と曲です♪ さよなら八重山また会う日まで♪ 広い日本の最南端の島々、 八重山の自然と歴史に、 ほんの少しだけですが、 触れる事が出来た有意義な旅でした。 帰りは、 もともと夜遅い時間の帰宅でしたが、 羽田で空が混雑という理由で、 なんと1時間近く出発が延期となり、 客室乗務員からも平謝りされる事態でしたが、 羽田空港に降りてから駆け足で モノレ-ルまでたどり着き、 どうにかこうにか、 JR切符往復のキャンセルを しないで済みました。 でもこの全力疾走のためか、 その後風邪を引いてしまい、 2週間ほどぐずついた体調でした。 ブ-ゲンビレアの真っ赤な花が 目に焼きついた旅でした。 また来年沖縄にいけるといいな~。 それではしばしのお別れ。 次は伊豆大島に船で行きます♪ ♪ ♪ ジャンル別一覧
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